通関士は過去問を中心的に、勉強するのが王道

通関士の受験勉強は、どんなにわかりやすい教材を用意してもらってもやはり苦しい瞬間がたびたび生じるはずです。貿易に関係した知識に普段めぐり会うことはありませんから、まずなじみのなさという壁があります。その上で、かなりマニアックなことまで理解して応用できるようにならないといけません。

そこで大事になるのが、「過去問題集」でしょう。通関士の勉強ではまずテキストが大事ですが、「過去問」のすばらしさは絶対にあなどってはいけません。ポイントごとに、過去問の必然性をまとめると次のようになります。

★やっているうちに、試験問題を解く練習時間がたまっていく
通関士の試験時間は、実際に受けてみると驚くほど短いです。よって、1問あたりの解答時間だってとても短くなります。ゆっくりと読みながら正解を考えるような時間はゼロです。
てきぱきと正解を出していくには、予行練習が必須なのです。過去問は、その予行練習の代わりになってくれるいちばん身近な存在です。

★難しい説明も、問題を解いて答え合わせをする際にだんだんと理解できるチャンスが出てくる
これも過去問の絶大なメリット。特に初期段階では、書いてあることがさっぱりわからなくても、とにかく問題を読んで解答をしてみましょう。
答え合わせをするときに解説を読むと、何かしらの参考になります。その上でテキストの中から、その問題が出てくる部分を探して読むと、だんだんと理解できるようになるものなのです。

過去問は、通関士の受験期間の最初から最後までお世話になる教材です。テキストと同じくらい注意深く取り組むようにすることが大事です。

通関士は通信講座を使わず、通学で学ぶとどうなる? 

通関士の通信講座は、通学講座と比較されることがとても多いです。教育事業者によっては、通学講座と通信講座を同時に開講していることだってザラにありますし、受験者がつい比較したくなる心理はわからないでもありません。

特に、通関士の受験に初めて臨む初心者は、通学と通信の違いがよくわからないため、迷うことが多いようです。もっとも通学と通信の間には、決定的な違いが横たわっています。それをこの機会に洗い出してみましょう。

★勉強の効率について
通関士受験者が気を付けないことに、「時間との闘い」があります。通関士受験では、覚えないといけないことは膨大にあります。それは、合格に必要な範囲に絞っても、変わらないのです。
しかし勉強時間は決まっていますね。よって、受験者は時間を絶対に無駄にできないのです。

通信の場合、週に何回か校舎に通わないといけません。近いならいいですが、往復の通学時間はかなりのネックです。それに受験者は帰宅後も勉強を自主的にやらないといけません。

しかし、通信の場合なら場所は関係ありません。家まで教材一式を送ってくれます。そして、教材は持ち運びやすくつくられているところが増えているため、家の外に持って行って勉強することもできる時代になっています。時間の使い方という意味では、軍配は通信に上がるでしょう。

★質問について
わからないことがあるときに、講師に質問できる点が通学講座の最大の取り柄ではないでしょうか。また講師が忙しいときなら、代わりのスタッフが応えてくれる制度も流行っています。あるいは電話やメール等で質問することもできる時代です。
とはいえそのようなサービスは通信でももはや当たり前。通信の場合は講師に質問ができないという大きな短所があります。それを補うため、自然とメール等を利用した質問制度が発達しているのです。

★コストについて
これは事業者の体制で変わるようです。通学と通信を併用している事業者の場合は、通学も通信も料金があまり変わりません。これは、どちらに対しても同じくらいの受講者を集めるためでしょう。
しかし通信だけの事業者の場合、校舎の運営費等を必要としないため全体的に受講料を安めにしています。

通信と通学は、見た目以上の違いをはらんでいるわけです。適当に選ぶことは避けるべきでしょう。

通関士は通信講座を使わず、独学で受けるとどうなる? 

通関士の試験に合格したい人が抱える事情はおそらく千差万別でしょう。相当にユニークな状況下にある受験者だって、探せば出てくるでしょう。

しかし、そのようなバラバラの事情を抱える受験者にしばしば共通する、珍しい現象があります。それは、通関士受験では独学はめったに成功しないという現象です。

通関士試験は合格率が低いですし、一度落ちたらまた1年待たないと再受験ができません。この社会全体がめまぐるしく変わってしまうご時世に、通関士受験の「浪人」のようになってしまうことはまったくもって無駄です。

独学でも1度きりの受験で間違いなく受かれるのならいいですが、そうは問屋がおろしてくれないのが実態です。それは以下のような理由から、です。

★ひとりで教材を選ばないといけない
テキストや問題集が市販されているかもしれません。しかしそれが果たして役に立つという保証はありませんね。それに最近は、DVDやCDといった副次的な教材の役割が強まっています。これらも忘れずに購入して使わないと効果的な勉強は難しいでしょう。

★わからないことが出てくるたびに、解決のための時間が溜まっていく
わからないことが出てきたとき、独学だったら自力で何とか正解を探さないといけません。これは、誰か専門家がバックについている勉強法と比べて、著しく損をします。

★脱落するリスクが増えてしまう
難しい通関士の勉強をひとりでやっていると、前述したようにわからないことだって多いですし、勉強を投げ出してしまう人が毎年おおぜい誕生しているという情報があります。

これらのポイントからうかがえるのは、通関士は、独学で対処できるような簡単な試験ではないという事実でしょう。最初から通信講座を使ったほうが安全なのです。

他ではあまり語られない通関士合格に必要な勉強法

基本的な学習法は、通信講座の指導に則って下さい。
ここでは意外と語られていない、あるいはわかっているけど実行できていない
非常に重要な勉強法を紹介していきます。
その勉強法を理解していなければ、あなたが天才でもない限り、
通関士に合格することは難しいと思います。

その勉強法とはズバリ「復習」です。

もしかしたら「何だそんなことかぁ~」と思った方もいるかもしれませんが、
この復習なくして通関士の合格はありえません。

少し話は飛びますが、皆さん学生時代を思い出して下さい。

同じ授業を聞いていて同じ勉強をしても、成績に差が出たと思います。
その理由は集中力の問題、もともとの学力の問題、学習時間の問題など
色々あります。

しかし、もっと根本的なことを言えば、復習の回数が学力に影響しているのです。

これは、あるドイツの科学者の実験結果ですが、
人間はその日に新しく覚えた事の約90%は忘れてしまいます。
それには頭の善し悪しはあまり関係ありません。
そして、その忘却を止める唯一の方法は、復習なのです。
つまり、人間は復習しないで学力を高めていく事は出来ないと言うことです。

ですので、皆さんはこれから通関士の勉強をするに当たり、 必ず復習を心がけ下さい。
復習もしないで、勉強を進めていけば、どんなに学習時間をこなしても
試験に合格出来ません。

勉強が出来る方は、意識的にか無意識的にか人それぞれ違いますが、
必ず復習をしています。

これはオーバーな話ではなく、知識を新しくインプットする時間よりも
復習する時間を増やした方が確実に合格できる可能性が高まります。
もし、私の言っていることが信用でないのであれば、
通信講座の講師に聴いて見て下さい。
必ず、復習が大切だと言います。

果たして通関士の難易度は?

大抵の国家資格は難易度が高く簡単には合格出来ません。
通関士に関しても難易度は高く、近年の合格率は10%を下回っています。

では、通関士のどういったところの難易度が高いのかと言うと、
基本的に普段触れることのない知識を覚える必要があるからです。

通関士の問題のベースは関税法で、学生時代関税法を勉強した経験がある方は少ないはずです。 例えば、税関の手続きや通関続き、税率、課税価格の決定などです。
こうしたことは、実際の仕事で携わっていないと、中々イメージしにくく、
しかも知識がないので理解するのに一苦労します。

また、これは試験の難易度と少し意味あいが違いますが、
通関士の受験者は社会人が多く、思ったような試験対策が出来ません。

たぶんこのサイトを見てくれている方の中には社会人もいると思いますが、
学生時代のように勉強時間を取る事は不可能で、
しかも、試験勉強から離れてえらく時間も経っていると思いますので、
学習感覚も鈍っているはずです。 そうした状況で、試験勉強をするのは合格が難しくなってしまいます。

しかし、このサイトに訪れた方は、 通信講座に興味を持っていると思うので、
厳しい環境を補える学習方法を手に入れる事が出来ると思います。

後はそれをあなたがどう活かすかです。 全ページでも同じようなことを言いましたが、
結局最後に物をいうのは、学習量です。 通信講座はその手助けをするに過ぎません。

毎年9割以上の方が通関士に不合格になり、
その多くの方はそもそもの学習量が少ないのです。

ですので、大変なことも沢山あると思いますが、無理してでも学習時間を作り、
必ず実行して下さい。

通関士の試験は、学習時間のあることが前提で、
学習ポイントを知り、講義を視聴しながら勉強すれば、
絶対に合格できる試験です。
その事は忘れないで下さい。

通関士の試験情報

■受験資格
年齢・学歴・国籍・職歴問わず誰でも受験することが可能

■試験日
毎年10月

■試験時間
9:30~15:20

■試験科目
1、通関業法(20問)
2、関税法、関税定率法その他関税に関する法律及び外国為替及び外国貿易法(全30問)
3、通関書類の作成要領その他通関手続きの実務(輸出申告書(1問)、(輸入申告書(1問)、その他の実務(15問))

■合格基準
5項目すべて満点の60%以上

■出題形式
マークシート

■受験料
3,000円

■申し込み
7月下旬から8月中旬くらいまで

通関士の試験といっても特別なことはなく、通常の法律に関する試験です。
ただ、通関士は通関書類の作成が多くなるので、
それに関しての特別な学習をする必要はあります。
しかし、それでも慣れればそれほど難しいことではありまし、初級者でも十分に対応できる問題です。

後はどれだけ学習をつめるかです。
通関士の試験は、出題傾向が毎年似ていて、学習をすればするだけ点数の取れる試験になっています。
しかし、通信講座によれば、あれもこれも学習させ、何処が重要なのか、
焦点が絞れません。 ですから、通信講座選びが重要になるのです。

通関士に合格するためには重要なのは、学習量とどのように学習するかです。
つまり、どういった通信講座を選ぶかです。
そのことは絶対に忘れないで下さい。